お役立ち情報SNSに店舗の予約機能が搭載されていることはご存知ですか?
2021年09月17日
1. SNSだけで完結する飲食店の予約機能
若年層を中心にSNSが普及している昨今、SNS活用は飲食店において必要不可欠な施策と言えます。
そんなSNSですが、最近では飲食店の予約機能が実装され、SNSだけで店舗の検索・発見から予約までを一括で実施できることをご存知でしょうか?
この予約機能は、各SNSに設置された予約ボタンをクリックすると、アカウントが連携しているプラットフォームの予約ページに遷移し、必要事項を入力すれば予約が完了します。
このように、飲食店の検索から予約まですべてのアクションをSNS上でできるようになったため、
ユーザーにとって使い勝手が良く、またSNSを活用している店舗からすると、自店舗の認知度や来店数の向上が期待されています。
本コラムでは、Instagram・Facebookにおける予約機能について解説します。
2. Instagramに搭載されている予約機能とは?
Instagramでは「アクションボタン」という機能でユーザーとのやり取りができるようになっており、アクションボタンはプロフィール上の画面に表示されます。
店舗の来店予約をしたい場合には「席を予約する」ボタン、テイクアウトやデリバリーのサービスに対しては「料理を注文」ボタンが用意されています。
そして、ユーザーが予約ボタンを押すと、アカウントが連携している「ぐるなび」「TableCheck」「ホットペッパー」といったプラットフォームに移ります。
そのサイトから詳細な情報を入力すると、予約や注文ができます。
他にもアクションボタンにはユーザーと直接やり取りができる「メッセージ」やメールや電話をすることができる「問い合わせ」機能なども搭載されています。
Instagramに「席を予約する」「料理を注文」のアクションボタンを設置したい場合には、以下2つの条件を満たしている必要があります。
- ビジネスアカウントであること
- 「ぐるなび」といった予約サービスを実施しているパートナー企業のサービスに加盟していること
また、アクションボタンを設置する手順は以下の通りです。
- プロフィール画面を表示し「プロフィールを編集」を選択
- 編集の画面から「ビジネスの公開情報」の中にある「アクションボタン」を選択し、「予約する」もしくは「席を予約する」をタップ
- Instagramが提携しているパートナー企業の一覧が表示されるため、自身の店舗が利用している企業を選択
- 選択した企業でログインし、サイトのURLを入力するとアクションボタンの設置が完了
2021年8月から、Facebookにも予約機能が実装!
2021年8月26日、Facebook Japanは飲食店予約システム「Table Check」と連携して、Instagramに搭載されているレストラン予約機能を、Facebookにも搭載することを発表しました。
これにより、飲食店はInstagramだけでなく、Facebookでも同様の機能を活用することができるようになりました。
また、予約は自動的に「Table Check」に取り込まれる仕組みとなっており、他の予約とともに一括管理することができます。
Facebookで予約機能を活用するには、ページのプロフィール画面から「ボタンを追加」をクリックして、「アクションボタン」を設定する必要があります。
なお、Facebookにおけるアクションボタンの設置は、Facebookページのプロフィール画面から「ボタンを追加」をクリックすると設定できます。
また、現在利用しているボタンから変更したい場合は、「ボタンを編集」をクリックし、「アクションボタンの編集」から「予約する」を選択します。
そして、「別のツールにリンク」から利用している提携サービスを選択し、リンクを有効にします。
これによりFacebookページを訪れたユーザーがボタンから予約できるようになります。
コロナ禍で来店数が激減しているケースが多い飲食店ですが、SNSを活用することで、より多くのユーザーに自社の店舗を認知させることができます。
本コラムが、自社の集客方法を見直す1つの参考材料になれば幸いです。