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お役立ち情報これからどうなる?外部環境の変化シナリオの描き方②
~戦略検討編~

2021年06月28日

これからどうなる?外部環境の変化シナリオの描き方②<br>~戦略検討編~

これからどうなる?外部環境の変化シナリオの描き方②
~戦略検討編~

今回は以下のシナリオに対して、自社が取るべき戦略の見出し方を、具体的な事例を交えてご紹介します。
これからどうなる?外部環境の変化シナリオの描き方①~シナリオ検討編~」をまだご覧でない方は、まずはそちらをご覧ください。

想定シナリオ 感染収束(今後緊急事態宣言、まん延防止等重点措置がない)

例)駅前立地の居酒屋店。コロナ前は観光客や仕事終わりのサラリーマン、OLでにぎわっていたが、今回のコロナの影響で、客足が遠ざかり、売上はコロナ前の半分程度。緊急事態宣言中は、休業を余儀なくされていた。感染収束シナリオでは、「どのようなことが想定されるか」考えていきます。

①自社のターゲット市場に与える影響と、その度合いは?

  • サラリーマン、OL市場
    忘年会等の慣例の会社行事がなくなった企業もあり、宴会客はコロナ前まで回復は見込めない。またリモートワークや、Web会議への切り替えは、収束後も一定の割合で継続されると想定される。仕事終わりの客や、出張客はコロナ前迄戻らない。
    ・・・来店頻度はコロナ前と比べても減ると想定。
  • 観光客市場
    これまで観光を抑制されていた分、コロナ収束がきっかけとなり、観光市場は活況となる。コロナ前以上の客数が増えることが想定される。2022年以降は、外国人観光客も戻りはじめる。・・・一過性ではなく、継続的に売上増に寄与すると想定。
  • 共通
    衛生面に関する感度の高さは継続する。

②国や地方の方針は?

  • 国や地方はコロナ禍で財政支出が膨らみ、余力がない状態。しばらくは補助金等の一定の景気刺激策が出ると予測されるが、長期的には、補助金の条件厳格化、地方サービスの見直しや増税などが考えられる。

③既存店の収益力は、コロナ前と比べてどこまで回復するか?

  • 2019年売上高比90%程度か。サラリーマン、OL市場はコロナ前迄戻らないことを想定。

④集客力のある立地要件の変化は?

  • 既存店立地△、観光立地◎

⑤ウケるビジネスや商材の変化は?

  • 観光客向け、地元素材や名物を活かした飲食業態

これから取るべき戦略・・・「観光客向け業態開発」

アクション

(2021年7月~9月)
・既存店のシナリオごとの損益シミュレーション
・観光立地の出店エリア、候補地の情報収集
・観光客向けの業態・メニュー開発
・利用可能な補助金を調査

(2021年10月~)
・オリンピック後の感染状況次第で、出店地の確保を進める
・新業態開始の時期を見極める

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この記事の筆者

コンサルタント北島 大輔
銀行にて、法人融資担当を経験し、新経営サービスに入社。 現在は、数店舗~数十店舗規模の飲食企業様へ、経営計画策定&達成支援、計数管理を中心とした店長教育など、経営課題解決に向けた支援を実施している。 顧客関係者一人一人と向き合い、組織に深く入り込むスタンスの支援を強みとしている。

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