お役立ち情報集客アップに効果的!飲食店はYoutubeを活用しよう!①
2021年03月05日
圧倒的にInstagramが利用されている
飲食店を探す時、皆さんはどのような検索ツールを使いますか?
2018年に日経クロストレンドが調査したデータ
(https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00037/00008/?P=2)によると、「飲食店を探すときに使うデバイスの1位はスマートフォンでした。
では、スマートフォンを使ってどのように検索をするのでしょうか。
年代別に検索ツールをまとめたものが下表です。
(%)
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | |
---|---|---|---|---|
1位 | 食べログ(20.4) | 食べログ(35) | 食べログ(39.4) | 食べログ(28.7) |
2位 | Instagram(19.5) | ぐるなび(21) | ぐるなび(29.4) | ぐるなび(27.8) |
3位 | Googleマップ(17.3) | ホットペッパーグルメ(23.1) | ホットペッパーグルメ(16.8) | ホットペッパーグルメ(17.0) |
4位 | ぐるなび(17.3) | Instagram(7.5) | Googleマップ(5.7) | その他(16.4) |
5位 | ホットペッパーグルメ(8.8) | Googleマップ(5.7) | その他(6.1) | Googleマップ(7.7) |
出所:「飲食店情報サービスの利用動向調査」データより筆者加工
いずれも、食べログがどの世代においても1位となっていますが、2位以下については、10代はInstagram、20代以上はぐるなびと票が割れる結果となっています。
食べログなどのグルメ系ポータルサイトへの掲載、Instagramの運用などはすでに取り組んでいる飲食店が多いと思いますが、今回紹介したいのは動画SNSであるYoutubeの活用方法です。
なぜYoutubeなのか
2021年3月現在、感染拡大防止のため、飲食店に来店することが難しい状況です。
巣ごもり消費を狙ったテイクアウトでの販路開拓、弁当販売など各社対応を行っていますが、なかなか狙い通りの成果は出せていない店舗が多いでしょう。やはり、本来の席数と営業時間で営業するほか、売上のV字回復は難しいと言えます。
消費者からしても、外食はしたいが行くことができない。そもそも東京では住宅街に住む人は、繁華街にある店のテイクアウトを利用することが難しいといった現状もあります。
そこで、通常営業に戻った際に、「行ってみたい!」と思ってもらえるための情報発信を今から行うことが重要です。Instagramなどでも情報発信することは可能ですが、利用している店舗が非常に多いため埋もれてしまったり、「映え」が無いと見向きされないため、本来の店の良さが伝わりづらかったりすることがあります。
その点、Youtubeであれば、まだ取り組んでいる飲食店も少なく、かつSEO上でも目立つことができる、そして動画のため、じっくりと自店の良さを伝えることができます。
とはいえ、どんな情報発信をすればいいのかというと、店員が面白いことをやる(定番のメントスコーラなど)といったものではなく、店のコア(強み)である“料理”を前面に打ち出した情報発信をすることを推奨します。
例えば、店の料理レシピをYoutubeで公開し、作ってみたい!という気持ちから、「実際にお店で食べたい!」という欲求を掻き立てる取り組みが有効です。公開すれば丸ごとアイデアを盗用されるような秘蔵のレシピまで公開する必要はありませんが、料理人ならではのパスタのゆで方やお米の炊き方(素人とは異なる部分)をアップするだけでも、十分です。
次回は、実際にYoutubeの事例を見ていきましょう!