お役立ち情報飲食店でまず見るべきGoogleアナリティクスの4つの項目
2021年10月15日
ホームページを運営のためにGoogleアナリティクスを導入はしていても、たくさんの項目があって、どこを見たらよいか分からないという飲食店の方が多くいらっしゃいます。よくわからないのでページビューだけを見てアクセス数が増えた、減ったと一喜一憂するケースもよく見られます。
この記事では、飲食店の方向けにまずはどの項目を見ていけば良いか、4つに絞ってご紹介いたします。
この4項目だけでも理解できれば、ホームページのおおよそのアクセス状況が分かるようになります。
1.ユーザー→概要
この項目では、ホームページ全体のアクセス状況を確認することができます。
この項目では「ユーザー」「セッション」「ページビュー数」などを見ていきます。
- ユーザー:特定期間でサイトに訪問した、固有のユーザー数
- セッション:ユーザーのサイト流入から離脱までの一連の行動、訪問から離脱までを1とカウントします。(30分動きがない場合など、特定の条件でセッションが切れる場合があります)
- ページビュー数:ユーザーがWebページを表示した回数
2.集客→すべてのトラフィック→チャネル
この項目では、どこからホームページへアクセスしたかが分かるようになります。
簡単にご説明すると
- Organic Search:GoogleやYahoo!などの検索サイトからの流入
- Direct:メールに記載しているURLや、直接URLを入力、QRコードなどからの流入
- Referral:他のページからのリンク
- Social:InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSからの流入
- Paid Search:広告からの流入
となっています。
SNSを主に活用している場合は、Socialの数値を確認、店内のPOPやチラシにQRコードを載せている場合は、Directの数値が想定した数値に近いものになっているかなど、お店で行っている販促方法と同時に確認することで、その販促方法の効果をチェックすることができます。
3.行動→行動フロー
この項目では、ページ内をどのように人が流れているかを確認できます。
通常はトップページが多いのですが、キャンペーンやセールを開催・告知した場合に、しっかりとそのページに人がたどり着けているかを見ることができます。
そのページで多くのユーザーが離脱している場合には、離脱の多いページの内容を見直すなどの対策を打つことができます。
4.行動→サイトコンテンツ→ランディングページ
この項目では、ユーザーが最初にたどり着いているのはどのページなのかを確認することができます。
ランディング(着地)ページは、ユーザーが最初に訪れるページになるので、「直帰率」「平均セッション時間」が重要になってきます。
直帰率が高い場合には、せっかく訪れたユーザーに興味を持たせることができていないといったことが考えられます。写真や内容、レイアウトで興味をひかせられているかを検討する材料になります。
平均セッション時間(滞在時間)が短い場合には、そもそもタイトルと内容があっているかを確認する必要もあります。タイトルで興味をもってアクセスしたが、内容が伴っておらず読むのを途中でやめてしまっている場合がありますので内容を見直すきっかけになります。
いかがでしたでしょうか。
これまで、ただアクセス数をみるだけで終わっていたGoogleアナリティクスも、たった4つの項目を見るだけで、これから対応すべきポイントを洗い出すことができるようになります。ホームページのアクセス数を上げたい、効果的な販促を行いたい、販促の効果を確認したいといった際には、ぜひ参考にしてみてください。