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お役立ち情報ゴーストレストランがコロナウイルス禍の飲食業を救う!?

2020年09月18日

ゴーストレストランがコロナウイルス禍の飲食業を救う!?

ゴーストレストランがコロナウイルス禍の飲食業を救う!?

ゴーストレストランとは

ゴーストレストランとは、デリバリー専門の飲食店です。
テイクアウトなどはなく、実店舗も持たず、シェアキッチンなどで調理を行い、Uber Eatsなどのデリバリーサービスによって、注文を受け、顧客へ配達を行います。店舗や客席がないため、実態が無く”ゴースト”の名前がついています。

ゴーストレストランは、変化に強いビジネスモデル

・コロナウイルス対策

実店舗であれば、コロナウイルスによる対策(アルコール消毒、パーテーション、3密を避ける環境づくり)が必須ですがゴーストレストランの場合はその必要がありません。

・固定費

固定費である家賃も少なく済みます。ホールスタッフの人件費も必要ありません。UberEatsに対する手数料は必要(販売商品の35%)ですが、固定費ではなく変動費となります。

・業態

提供する料理に合わせて内装などを改装する必要はありませんので、業態変更もフットワーク軽く行うことができます。

ゴーストレストラン成功のポイントは

・Uber Eats配達員への配慮

ゴーストレストランは上記のような柔軟な対応ができる一方、売上の入り口はUber Eatsへ依存しています。そのため、配達員の方が分かりやすい場所を選択する、配達しやすい容器を用意するなど、配達員が気持ちよく配送できる心配りが必要です。

・写真のインパクトやレビュー機能の強化

ゴーストレストランの販促は、飲食業の販促ではなく、ECの販促に似ています。
実店舗であれば、店構えの雰囲気や看板、店舗からの香りなど入店のきっかけは様々ですが、ゴーストレストランの場合注文されるか否かはスマートフォンの画面上の「画像」とレビューのみで判断されます。

そのため、写真については自前で撮影するのではなく、プロのカメラマンに依頼し、注文したくなるような写真を用意しましょう。また、Googleマイビジネスなどへのレビュー投稿も積極的に依頼し、口コミ投稿に対するインセンティブも準備しておくことが必要です。

次回はこのゴーストレストランの事例についてお伝えします。

この記事の筆者

コンサルタント分才 敦史
大手広告会社にて、業界を代表する企業のマーケティング戦略、ブランド戦略推進に17年間従事し、中小企業診断士の資格取得をきっかけに新経営サービスに入社。 現在は、「地域ナンバー1のお店づくり」「ロイヤル顧客づくり」「選びたくなる理由づくり」をテーマに、飲食業のマーケティング支援、SNSマーケティング支援に取り組んでいる。 中小企業診断士/ブランド・マネージャー/ウェブ解析士

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